· 

10月例会報告「食と健康の持続可能性をめざして」

10月20日(水)ふくむすび会公開例会(Zoom)を開催。

会員10名が参加しました。

 

 テーマ「食と健康の持続可能性をめざして

  講師は、ふくむすび会員の発酵ガールズ!(食のプロ 3名)

3名がそれぞれ小テーマを設け、食と健康からSDGsをお話ししてくださいました。

(リンク有:お名前=Facebook、事業名=ホームページ)

「食品をめぐる現状~食品ロス、技術の発展と安全性~」

  講師:西本ひさゑさん(山田英夫商店

「発酵の基本と選び方」

  講師:金戸明子さん(湯本味噌)

「手軽で美味しい発酵レシピ」

  講師:南 清美さん(うみの宿さへい 

①食品をめぐる現状~食品ロス、技術の発展と安全性~

「食品ロス」は深刻な問題のひとつでもあります。ひとりあたり、毎日大き目のおにぎり1個分を捨てているというデータが出ています。

‟世界の栄養不足人口は2017年で8億人2000万人と言われ、9人に1人が飢えに苦しんでいます。

この状況の中、日本はその2倍の食料を廃棄しているのです。”

日本は自給38%、輸入62%、なのに大量に廃棄していることになります。

 

○なぜ食品ロス削減が必要?

運搬や焼却の際に二酸化炭素を排出。焼却後に出る灰も環境負荷になる。

など...

 

○日本の目標

2030年までに、一人当たりの食料の廃棄を半減させ、食料の損失を減少させる。

達成するには、

個人、事業者、自治体、NPO法人など、さまざまな方面からの協力が不可欠です。

 

9月は防災月間でしたが、10月は食品ロス削減月間です!

防災では備蓄している食品(缶詰など)ありますが、

非常食の新たな備蓄法「ローリングストック法」を、ぜひ活用してもらいたいです。

(そういえば、防災リュックの中身を点検していない💦)

 

先ずは、ひとりひとりができることで始めましょう。

 

②発酵の基本と選び方

発酵は、美味しくもなり、栄養価が増す!!

発酵は保存性にも優れ、食品ロスの削減にも繋がります。

それでいて、美味しく高栄養!

食卓に笑顔が溢れ、気持ちが豊かで充実した生活に繋がります。

そして、健康寿命の維持や医療費も抑えられるのではないでしょうか。

 

健康を考えて、なるべく旬の食材を摂る。

その時その時期に摂れるものを有効的に使いことにより、食品のロスに繋がります。

そして、添加物が少ない物も重要です。ぜひ、裏面の原材料欄を見てください。

 

塩と上手につき合う♪

塩の働きは、腐敗(発酵)を抑え、保存性を高めます。

昔ながらの配合や製法が良質なものを、適量摂ることが良いと言われます。

添加物が無くても腐らない(減塩にすると...)

へしこ、味噌、梅干し、これらはちゃんと意味のある食品なのです。

(さきほども書きましたが、添加物が少ないものにしてね)

③美味しい発酵レシピと健康のヒント

これから旬を迎える食材を使い、美味しい発酵レシピを教えてくださいました。

「発酵レシピ」でネットで検索すると、色々でてきますのでそちらを参考に(笑)

 

講師の南さんは、旅館業をされているので、食事からお客様の健康を考えています。

現在、中医学を学んでいることもあり、体のしくみを知り、食材を提案しています。

 

食は、生きるうえで大切なこと。

欠かすことができません。

そして、体はその食べ物でできています。

 

近くで穫れた(食品を運ぶ燃料を減らす)ものをなるべく使い、

また買い過ぎない、保存を活用(発酵や塩と上手く付き合う)し、

 

美味しく、豊かな食となるように。

「いただきます!」


 次回の例会は11月17日(水)19:00~です。

テーマ

「赤ちゃん抱っこ隊」の活動紹介

 

~中学生の《命のぬくもり体験学習》を通して~

 

今回のブログは、船井里江子(イラストレーターえこが書かせていただきました。

福井の女性起業家交流会(ふくむすび会)

〒918-8205 福井県福井市北四ツ居2丁目6-11-602

TEL :090-2837-5056

Mail:29musubi@gmail.com

サイトマップ

公式LINEアカウント

是非ご登録下さい!